スイカ、食べていい?

メザランの日々の記録です。

先ずは勇気

 

僕は実に欲深い人間だ。一言目には君のためだとか二言目には自分のためにだとか。誰のためでもなくただ生きてゆきたい。心踊ってないと、気持ちよくないと、ロマンチックじゃないと寂しくて死んじゃいそうになる。都会へ戻って数年、何をするにも原動力として誰かや何かを常に探している。しかしここまで歳を重ねれば、通ってきた道の最中いろんな自分がいた事に気付くのだ。命を与えられ生かされているということはどういうことなのか教えてくれた人達の顔や限りない自然の中で生活していたあの頃の僕達の姿が浮かぶ。ただ、ただ生きなさい。と。時にはしゃいで時に我を忘れて欲望のままにつっぱしるのもいい。ただそれが日常となり隣どうし過ごすとなる事はSE・TSU・NAである。僕は感じてる。毎日少しずつ小さい終わりの中生きている事を。いつか来るその日が寂しく無いように少しずつ力を蓄えていきたい。

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パンをこねる。休みの日に力強く。それは勇気なんかじゃなくて日常なのだ。

先週から今日まで

毎日色んな日がある。

ここ1週間を振り返ってみる。

22日水曜日

朝早く起きて展示の準備をする。昔僕が開いていた雑貨屋の後に入った着物屋さんでのぬいぐるみのグループ展の搬入があった。最終仕上げをしてお世話になっている浮島で撮影をして西荻窪へ。久しぶりに行った場所は前より狭く感じた。変わってない空気が流れてて懐かしくなったりもした。搬入が終わって時間が少し空いたから兄ワカクンの新居が近くにあると言う事で遊びに行く。いい感じの古いマンションで僕が好きな鉄の重い扉だった。少し改造された部屋は展示の電気がついてなかったりで面白かった。天井が高かった。早くも兄の昔住んでた部屋の空気が流れてていいところ見つけたなーって思った。最近のあれこれを話してYouTubeで兄弟で中高とすごしたライブハウスの話になる。当時大好きだったthe8flagとゆなすたの動画を見る。形は違えど昔と変わらない感動があった。画面越しなのに。大切な気持ちを思い出した。大切なものってのは大切だからこそ大切にしまっておいたりしがちだけどいつでも近くにあってもいいものだなとおもった。壊れる事を恐れずに。自分の感覚を信じる、見る。そのあと吸い込まれるように千鳥へ一杯。田丸九段と日本酒を呑み交わす。エリコに搬入の時昔いた場所が小さく感じたって話をしたら「それはきっとゆうさくが大きくなったんだよー」って言われて自分が少し頼もしく感じた。その後は楓さんとその友人のサムがスパイスカレーを作るとの事で食べに町屋へ。詩人のハヤテも誘う。サムはフランス人で鍛治職人。刀をうってる動画を見せてもらった。心の奥の方に伝わってくる何かがあった。マメカレーはトマトが効いてておいしかった。楓さんが出してくれたインドのピクルスもはじめて食べた味で刺激的だった。マンゴーから辛かったなあ。帰りはハヤテとニコニコしながら帰る。こうやってる書いてると1日の中に色々あるなーと思う。

23日 木曜日

民亭9-17時まで働く。最近たまに朝ごはんを作ることが増えてて、中華鍋の迫力と厨房の火力にまだビビってる自分がいるのに気づく。中華丼をつくったら八宝菜って言われた。みんな美味しいって言って食べてくれて照れ臭くも嬉しかった。終わったらピンポンパールのスタジオへ行く。この日ははじめてのメンバーでのスタジオ。僕は念願のギターを担いで挑む。タイニーフラワーから杉本くんと西田を呼んでみんなで音を出す。気持ちいい瞬間が沢山あって、はじめてバンドやってる気持ちになった。ギター楽しい。絵を描くみたい。終わってみんなで沢山だべって帰る。

 

24日 土曜日

民亭9-13時まで働いて終わって下北沢をぶらぶらする。下北沢は結構散歩してる、古着屋とか行ったことない店にも入るんだけどあまり面白くない。歩いてて人を見たり駅前でぼーっとするのは楽しい。16時前に夜のバイトづづへ出勤する。づづは窓が大きくてカーテンもブラインドもないから日差しが真っ直ぐに入ってくる。天気が良くて店のギターで大声で歌う。気持ちよかった。開店してお客さん沢山きてた。べ⚪︎ジーとその友達が沢山きててディスコ、ニューウェーブ流して爆踊りしててすごく微笑ましかった。カーマは気まぐれ流れてて、昔付き合ってた子の家に遊びに行った時に朝ごはん作ってくれて(その朝ごはんは味噌汁に米を入れて食べるねこまんまというものだった)それを2人で食べてる時にその子のiPhoneからカーマが気まぐれ流れてた事を思い出した。あの瞬間何もなくていい時間が流れてたのを思い出す。店閉めてT&Gくんとni◎と下北沢の駅前でチキンを食べる。ni◎のバイト先のチキン。サクサクで冷めてても美味しかった。色んな気持ちや今の事を沢山話して別れる。幼馴染のりんちゃん、南ちゃん、ロックンローラーのまういと浮島でのんでのむ。3.4歳くらいからの知り合いの2人は今でこそ全然会わないけど、当時のまま変わらない感じがする。不思議な2人だと思った。

真面目な話をした。

 

25日 日曜日

前日飲みすぎて遅めに起きる。疲れてた。色々やろうと思ったけど布団にくるまりバイトギリギリまで寝てた。祖師谷大倉の老人ホームのバイトへ行く。カップラーメンと水を買って向かう。普段やらない2階に急遽入る事に。17-翌10時までと少し長いバイトだ。少し体調悪かったから調節してやすみやすみ仕事してた。

 

26日 月曜日

朝が来て10時になり老人ホームから帰る。土曜日にマウイに誘われて11時から池袋でのむとの事でそのまま池袋へ。おふくろというカウンターの素敵な大衆居酒屋でのむ。昼間からのむ幸せこのうえなし。カツ煮美味しかった。そのあとはしごして大都会という居酒屋へ。安すぎるしラフすぎる不思議空間だった。テンションが上がって赤羽へ行く。さくら商店で立ち飲みしてから吾作という中華料理屋へ。吾作飯美味したかった。あんかけの扉がひらけた。

腹パンパンで母から荷物受け取るために西荻窪へ。誕生日プレゼントでゼンマイ式のうさぎと青色の犬のぬいぐるみをもらう。うさぎがすごく気に入った。その後は神くんに少し井の頭公園であって帰宅する。夜更かしして色んな音楽きく。cascadeのサムライマンいいアルバムです。甘酸っぱくて。なんか初期のジュディマリと近い空気があるなって思った。ジムオルークの動画もいくつか見た。演歌講座の動画とマスクマンの宣伝動画が特によかった。いい気分で寝る。

27日 火曜日

起きて、来月のシフト後回しにして出してなかった自己嫌悪でバッド入るも自分を鼓舞してポジティブマインドへ切り替えて家を出る。まあいいかにはならないけど思考停止にもならないようにしていきたいものだ。出勤して今夜は重大な任務があると老人ホームの長に告げられる。今夜、危篤の方がいて僕がみとりになるかもとの事だった。ドキドキしながら働く。おばあちゃんのか細くて強い吐息が酸素供給機越しから響いてくる。次の日もまだ呼吸は止まらなかった。細くこけたおばあちゃんの顔はガイコツが透けて見えた。夜に下の勤務の同い年の金髪の子が上にオムツを取りに来てはじめて話した。最近会った人(数年間)の中でもトップクラスに目が死んでて(というか目で人を殺してそう)口もすごく悪くてかなり興味深い人物だなと思った。なぜか色々優しい助言をしてくれててチーズを二つくれた。

 

28日 水曜日 (今日)

夜勤明けではじめての駅から帰る。

家で少し作業して西大井へ向かう。友人のツナちゃんに誘われて陶芸教室へいく。西大井はじめて来たとは思えない空気を感じた。少し歩いてコウシンキョクというアートスペースへ。白粘土を頂いてこねる、こねる。粘土をいじってるとすごく安心する。粘土セラピー。時折、先生が体験者に話を振ってくれたりゆるいやり取りが心地よかった。ツナちゃんが割烹着みたいなのをつけててかわいかった。四つ作って後にする。

夜はあさのと会う。2、3ヶ月ぶりに会って話したのだけどバイオリズムを感じる。インスピレーションを交換して帰る。また寒くて帰り道の自転車が少し嫌になる。この前の自分達のスタジオの録音を聴きながら帰る。あわせて歌ってたら何人かにぎょって見られる。みんなイヤホンして歩いてないんだなって思った。一通り落ち着いて布団に入る。音楽をiPhoneから流す。半径1mもない狭い世界でチープになってる。ふと思い立ってブログを書こうと思って今に至る。集中して書いた。長いから読み直さないから誤字脱字あったらごめん。

 

今日もとてもいい気持ちでなんとなく残しとこうと思った。今の感じを。読んでくれてありがとう。

ほんじゃノシ

 

距離

今僕は満たされている。新しくて懐かしい気持ちで頭の上からつま先までコーティングされてるみたいだ。2月入ってから生まれ変わったような気持ちで過ごせてる。

思い返すと確かに自分の人生を振り返る様な事が多々起きたし意識的にもしていた。

1月は自分の弱さに支配されて行き場のない気持ちを膨らませてはこねくりまわし一体自分が何をしたいのかが完全に見えなくなってしまった。昼も夜も真っ暗だった。夕方、職場に向かう道の開けた場所から見える空だけが味方だった。f:id:degesu666:20240217194012j:image

 

 

人にはやはり距離が必要だと僕は思う。相手の事を想像できる距離が。自分の水面を守ることのできる距離が。

1人で過ごす時間が増えて出会ってきた人や物事との距離が少しずつ見えてきた気がする。あの人全然会ったりできてないけどずっと近くにいてくれてたんだとか、近くにいると思ってたのは思い込みで全然違うところで過ごしてたんだとか。距離もその時の自分や相手によってすごい速さで変わるみたいだ。

 

この前、初めて遊ぶ友達3人の会が開かれた。根人とセラピー犬と僕とで板橋の子供動物園へ行く。ヤギと羊と戯れウォンバットを撫でる。いい場所、いい公園でした.

根人とセラピー犬とははじめてとは思えないフィーリングを感じ沢山取り留めのない話をして帰る。みんなかわいいものが好きな所が共通していた。

 

目に見えない距離を感じようとする時間は今の僕にとってホッとする時間なのかもしれない。

 

 

時が経っていつか同じ場所で笑える事を夢に見て✴︎

 

あの喫茶店

 

吉祥寺のライブを終えてフラフラで帰る。どうやって帰ったのかあまり覚えてないまま寝て起きる。起きたら14時過ぎだった。天井を見て思い出す。西荻窪のランチハウスの鉄板焼き定食に想いを馳せる。15時少し過ぎに行ったにもかかわらず入れてくれたマスター。涙が出そうになる。食べ終わって、天気が良くてやさしい気持ちでコーヒーを飲みに行く。

時計がたくさんある喫茶店へ。前に友達と雑誌を作ろうって打ち合わせをしたのを思い出した。

座った席の横に水槽があって水色のタイルと緑の葉っぱとオレンジの金魚のバランスにうっとりした。おでんやの

f:id:degesu666:20180512161200j:imageバイト行ってきます。

 

https://soundcloud.com/the_wrap_kiss/sets/uj2i7cfc8p5s僕がベース弾いてるバンドだよ、きいてみて。

 

純潔保存会

気がつけば4月も終わりにきていたこと。ここ1カ月は凄まじかった。今年に入ってずっと訳も分からない負の感情がつきまとっていたんだけど全部抜けた気がする。ここんとこ、すごく調子がいい。

 

今日みた夢は、本秀康の家にバイト?かなんかで毎日通っててマルチーズを可愛がったりして女の子とイオンに行って冷凍食品買ったりした。本秀康は少し神経質そうだったけど、パーティーとかでお酒を沢山飲み、楽しそうに笑っていた。その光景がなんとも愛おしかった。

 

さて、最近ふと思い出したstand up‼︎というドラマの話をしよう。2003年ごろTBS系列でやっていたドラマで役者はかなり粒ぞろい。中学生の時夏休みにやることがなくて再放送をおばあちゃん家でみてハマって毎日見てた。仲良い友達もみんなみてたからその話で盛り上がった。中でも僕はうだやんという成宮くんの役が好きだった。キューピーのピアスをしていて高校生になったら絶対同じピアスつけるってよく言っていたものだ。あと、釈由美子が毎回違う変なTシャツ着ててすごく魅力的だ。stand up!!を考えるとあの夏休みの空気も思い出せる。

思春期に見れてよかったと本当に思う。

 

 

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地獄神社

夢を見ました。

なぜかその街に僕は当たり前のように住んでいて。バイトの面接に向かう途中だった。

チャリで遠くのその新しいバイト先へ向かった。途中にバカ広い地獄神社ってのがあって、前に川崎さんとすぴこちゃんと来た記憶があった。確かそれも夢だった。ディズニーランドに似たテーマパーク的なワクワクさせられるような気持ちで、帰りに寄ろうって考えて先へ進んだ。駅でなかねくんに会う。変形ギターしか売ってない店があったから一緒に見る。なかねくんにいい歪みしらない?ってきいたらコレって言われてそのしょぼいエフェクターに36万ってかいてあって笑った。

↑この後の記憶が抜けてた。


起きる。地獄神社は本当に素晴らしい作りだった。実際にあるなら行ってみたいです。